2017-04-10 18:58 — asano
カテゴリー:
またもやUVEPROMです。
三菱のM5M27C401K-15、512k×8bit構成のものでアクセスタイムは150nsです。
M27C801の窓も大きなもでしたが、このM5M27C401K-15の窓は巨大としか言いようがありません。当然中のダイ全体に光が当たるような大きさになっているわけでダイも巨大です。
昔はUVEPROMの窓専用の遮光シール(中に金属箔を入れるなどして光が透過しないようになっている)が売られていましたが、このサイズをカバーできるものは少ないでしょうね。
こちらは同じ4Mbitでも256k×16bit構成のもの、HN27C4096ACC-10です。これは100ns品ですね。正方形の中央に穴があるので、マーキングが四方に分かれてしまっています。
1Mbitの頃から出てきた×16bit品は40ピンDIPのものが一般的ですが、このようなパッケージのものもありました。
ところでこのパッケージ、何と呼べばよいのでしょうか? 形状はPLCC互換(PLCCソケットに挿せます)ですが、PLCCはPlastic Leaded Chip Carrierの略でセラミックのこのパッケージをPLCCと呼ぶのは違和感があります。
気になってデータシートを見たらJ-Bend Leaded Chip Carrierとなっていました。これだと材質を含まない名称なのでPLCCも含むのかもしれません。
他にもプラスチックの「P」を抜いてLCC (Leaded Chip Carrier)なる名称もあるようですが、LLCC (LeadLess Chip Carrier)と紛らわしいです。LLCCをLCCと略しているのも見たことがありますから。
気になってデータシートを見たらJ-Bend Leaded Chip Carrierとなっていました。これだと材質を含まない名称なのでPLCCも含むのかもしれません。
他にもプラスチックの「P」を抜いてLCC (Leaded Chip Carrier)なる名称もあるようですが、LLCC (LeadLess Chip Carrier)と紛らわしいです。LLCCをLCCと略しているのも見たことがありますから。
電気的にはDIPのものと一緒なので、ライタで書き込むときには変換アダプタを使用します。
関連項目:
コメントを追加