2018-06-22 22:35 — asano
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モデムが続きますが、これもME5614D,MC14400FXと一緒に出てきたものです。
MC14400FXの2年後に発売された後継機のMC288XL、28.8kbps対応になりました。もちろんFAX機能も継承しています。
外見も印刷が変わっている以外はそっくりです。
よく見ると正面のボタンが1つになっていました。やはり電話機との切り替えはあまり望まれていなかったのかもしれません。
LEDには変化ありません。
左のボタンの位置はそのままだと間が悪いのかトンボマーク入れてありますね。「MICRO CORE」と型番も位置が入れ替わっています。
側面と背面はそっくりなので写真は省略します。
底面では設定用のスイッチがなくなっています。
スイッチ用の穴はゴムのようなキャップで塞がれていました。筐体の金型はそのまま流用したようです。
見える面ならともかく、底面の穴を塞ぐためだけのために金型は起こせなかったのでしょうね。
ところでブランド名は「MICRO CORE」のままで変わりありませんが、底面ラベルの社名が「株式会社マイクロコア」から「株式会社マイクロ総合研究所」に変わっています。わたしはずっと社名変更だと思っていたのですが、マイクロコアも存続しているみたいなのです。
マイクロコアの沿革には1993年7月に「V.32bisボックス型ファックスモデム「MC14400FX」を発売」とありますから同名の無関係な会社ではありません。マイクロ総合研究所は「株式会社マイクロリサーチ」となっていますが、やはり沿革には「V.32bisボックス型ファックスモデム「MC14400FX」を発売」「V.34&V.FCフラッシュメモリ搭載ボックス型ファックスモデム「MC288XL」を発売」とあります。
販売会社と製造会社のような関係なのでしょうかね?
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