HD1-6120

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IM6100は入手しづらいので代わりにこれを買ってみました。

HD1-6120-9
これはHarrisのHD1-6120-9、1982年製でしょうか。

以前「パーソナルなコンピュータのプロセッサ事情 (第3回: ミニコン由来のものたち)」で書いたように、DECのミニコンPDP-8と命令互換のマイクロプロセッサとしてIntersilが作ったのがIM6100です。PDP-8が12ビットなので当然これも12ビット、ミニコンでは12ビットアーキテクチャは珍しくありませんでしたがマイクロプロセッサではこのIM6100の他は東芝のTLCS-12/Aくらいしか知りません。

HarrisのセカンドソースがHM-6100です。

3端子レギュレータ

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3端子レギュレータ、最近は使うことも減ってきましたが昔は多用していましたね。

uA7912
FairchildのμA7912、負電源12Vのレギュレータです。写真のものは1984年の韓国製ですね。

「79」が負電源を、「12」が出力12Vを表しており、各社からほぼ同仕様のものが販売されています。

これはもっとも一般的な1A容量のもの、他に500mAの79M12、100mAでTO-92パッケージの79L12などがあります。さらに3A, 5A仕様のものもあったはずですがほとんど見たことはありません。

入出力間にはある程度の電位差が必要で、この電位差×電流 分が熱になってしまうので電流が多くなると放熱が大変になります。1Aですら放熱器は必須です。

CXQ71054

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またもやNECのVシリーズのSONYマーキング品です。

CXQ71054P
CXQ71054P、もちろんNECのμPD71054のソニー型番です。さらに元をたどればIntelの8254, 8253に辿り着きます。

μPD71054には8MHz版と10MHz版があります。これもそうなのかと思ったら手持ちのデータシートには8MHz版しか記載がありません。後から10MHz版が登場した可能性は残りますが...

以前にも書いたと思いますが、これの存在意義はどこら辺にあるのでしょう?

PZ-8MINI マニュアル

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ちょっと探し物をしていたらこんなマニュアルが出てきました。

プチコン PZ-8MINI マニュアル
味も素っ気もない表紙ですね。

下部には「株式会社メルコ」とあります。現バッファローの旧社名がメルコだったのでそれだと思われます。

プチコン PZ-8MINI マニュアル
タイトルは「プチコン PZ-8MINI マニュアル」です。

EMILY BoardのEEPROM対応

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TLCS-90ボード, SC/MPボードにはEEPROM用のソケットを用意したと書きましたが、使えるようになりました。

また未搭載だった6502ボードにも追加しました。

このEEPROMはEMILY BoardのAVRマイコンに接続されていて、設定情報とターゲット用ソフトウェアを保存できます。これで毎回ソフトウェアをPCから転送しなくてすみます。

Matsushita MN1613

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以前MN1613Aを取り上げましたが、あれの入手直後にこれも見つけていました。

MN1613
MN1613、前回のMN1613Aの前身と思われますが詳細は不明、データシートもこのMN1613しか入手できていません。

この両者、なぜかピン数まで異なっています。このMN1613は一般的な40ピンですが、MN1613Aは42ピンあるのです。半導体コレクション展示会場の該当ページによると何らかの出力ピンが2本追加されているのみで他は共通のようですが...

マーキングもこれは「MATSUSHITA」、前回のMN1613Aは「PANAFACOM」となっていますね。

EMILY Board +8 (ソフトウェア編)

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前回EMILY Boardの16ビットバス化のハードウェアに書きました。今回はソフトウェアについてです。

4k×8bitのメモリ空間2つがターゲットCPUにどう見えるかはCPUボードのハードウェアによって決まります。

それではEMILY Boardのコンソールから各種コマンドでアクセスする場合にはどう見えるのが良いのでしょうか?

ターゲットからの見え方に合わせないと不便ですが、あまり自由度を高くすると設定が難しくなります。とりあえず必要最小限ということで以下のモードを用意しました。

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