NEC uPD454D
カテゴリー:
これは古いメモリ、機能的にも外見的にもちょっと風変わりなデバイスでした。
NECのμPD454D、残念ながら製造年はわかりません。TK-80に使われていたようですから、まぁその頃のものでしょう。
容量が2kbit(256×8bit)のEEPROMです。以前取り上げた1702Aと同じです。
まずは機能面から。
EEPROMと書きましたが、今考える一般的なEEPROMとはちょっと違います。EEPROMというとオンボードで書き換え可能なイメージがあると思いますが、このμPD454Dをオンボードで書き換えるのはかなり困難です。確かに電気的に消去は可能なのですが、+36Vと-40Vの電源を必要とするからです。
ENW-3505-T
これも撮影したまま忘れていました。
PlanexのENW-3503-T、PC Cardタイプのネットワークカードです。
10Base-Tのみの対応なのでかなり古いものですね。今ではWi-Fiがあって当たり前ですが、優先ネットワークも標準装備されていなかったころのものです。
左側をカードスロットに挿し込みます。
TMS9995ふたたび
ASに新CPU対応を(その4)
カテゴリー:
モニタも動いてこれまでに実装済みのMN1610命令に問題無いことがわかり、時間にも余裕が出てきたので、残りのMN1613拡張命令も一気に実装してしまいました。
MN1613で追加された命令にはパースの面倒なアドレッシングなどは無く、命令の数が多いだけの単純作業に近かったですね。
一段落したので現時点のファイル(asl-patch-20191120.tar_.gz)を添付しておきます。
ビルド方法
MN1613ボード(モニタ移植編)
カテゴリー:
前回は簡単なテストプログラムを動かしましたが、その後アセンブラもある程度動作するようになったのでいつものUniversal Monitorを移植することにします。
しばらくボードを動かしていなかったので念のためにもう一度小さなプログラムを試してみましたが、何故か動作が変というかいきなり暴走している感じです。
原因はいくつか考えられます。
- ボードかCPUが壊れてしまった
- (リセット動作には不明な点が多いので)以前動いたのは偶然だった
- アセンブラが誤ったコードを吐いている
ハンドアセンブルと比較したり、以前と同じコードを試したりで3.で無いことはすぐに判明しました。
ELSA EX-VISION 400TV
カテゴリー:
ASに新CPU対応を(その3)
カテゴリー:
あれから作者の方と連絡とって質問したり、ID番号もらったり...
軽い気持ちで始めたのですが、ここまできたら本家への追加を目指そうかな。
code***.c
を参考に推測・試行錯誤した結果です。全体を理解して書いているわけではないので、間違っていたり作者の意図しない使い方をしたりしているかもしれません。ご了承ください。
前回厄介と書いたメモリに関係する L
, ST
, B
, BAL
, IMS
, DMS
の各命令も使えるようになりました。これらをデコードする DecodeAdr
は長いのでゼロページ間接インデックス(MN1610で一番複雑)を例にみてみます。