続続・TTLをディスクリートで作ってみた

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TTLをディスクリートで作ってみた続・TTLをディスクリートで作ってみたではとりあえず電圧を測っておけばと思っていましたが...

NANDゲート 改良版
結局、電流を測れるようにジャンパをに追加しました。必要に応じてジャンパを抜いて電流計を挿入します。

これでいくつかの場合について動作を追ってみました。

以下の回路図で青地で書かれているのは実測値、赤字で書かれているのは計算値です。数字が単独で書かれているのは電圧(V)、矢印とともに書かれているのは電流(mA)です。入出力の「1k」はもちろん抵抗値1kΩです。

ASUS P/I-P55TP4XE

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もう一つ撮りっぱなしのものがありました。

P/I-P55TP4XE
ASUSのP/I-P55TP4XEというもの、この頃は頻繁にPCの部品入れ替えていたからいろいろ出てきますね。

ミニではないDINコネクタがあるのでATマザーボードです。そのすぐ下にはPS/2のマウスコネクタが見えます。

メモリは72ピンのSIMMが最大4枚、おそらくは32MB×4の128MBが最大容量と思います。

Cobra AW850 サウンドボード

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これ写真撮ったまま忘れていました。つまり現物はまた埋もれてしまっています。

AW850 表面
あまり使った記憶がないサウンドボード、Cobra AW850です。

昔のSound Blaster 16の頃は汎用チップが使われていて基板上が賑やかでしたが、これはワンチップ構成なのでメインのチップ以外はC, R類ばかりとなっています。

続・TTLをディスクリートで作ってみた

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前回「あとは1A, 1Bをともにプルダウンしたときの影響と、負荷を変化させたときの変化を見たいですね。」と書いた件、早速試してみました。

まずはANDの入力からです。

1Aをギリギリ"1"となる3.3kΩのプルダウンに固定し、1Bをプルアップ / プルダウンに切り替えてみます。

最初は本物のSN7450Jの場合、1C, 1DGNDです。

TTLをディスクリートで作ってみた

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前回、Expander対応端子からTTLの動作を追ってみようとしたわけですが、電圧を見てみたい箇所はまだあります。ならディスクリートで同じものを作れば好きな箇所の電圧を測ることもできるだろう、ということで作ってみました。

ディスクリート版 NANDゲート
SN7450のうち1側のみ、それも1C, 1Dを省略しましたので、2入力NANDゲート(Expandable)というシロモノになりました。X, Xのところで分割できるので、入力側を使ってSN7450にANDを追加したり、出力側を使ってSN7460 ExpanderをNANDとして使うこともできるはずです。

SN7450Jの動作を見よう

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予告どおりSN7450Jの動きを見ていくことにします。

SN7450 回路図
以前74シリーズの変り種(その1)に載せた回路図(データシートより)を再掲しておきます。赤字は説明のために追記したリファレンスです。

まずはORの部分を見てみました。

X, Xの無い2側の入力はすべてGNDに接続して未使用としています。

TI SN7450J

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74シリーズの変り種(その1)で紹介した中の7450を入手できました。

SN7450J
Texas InstrumentsのSN7450J、74シリーズには珍しいセラミックのCERDIPになっています。製造年は1976年ですから40年以上前のシロモノです。

以前書いたように Dual 2-Wide 2-Input AND-OR-Invert Gates (One Gate Expandable) というものです。AND-OR回路はPALやGALなどの基本回路で、ANDへの入力数とANDの数(ORへの入力数)が十分多ければどんな組み合わせ回路でも実現できます。

898-5-R220/330

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これも探し物中に見つけました。

898-5-R220/330
ICではなくて厚膜レジスタネットワーク、いわゆる集合抵抗です。「9103」とあるので1991年製のようです。

このようなDIP型だと向かい合うピンの間に抵抗が入っているタイプが一般的ですが、違うタイプも存在します。

Intel N82077SL

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昔パーツケースごと人にもらった中にこんなのを見つけました。

Intel N82077SL
IntelのN82077SL、68ピンのPLCCパッケージです。

レーザマーキングが読みにくいので別な角度の写真も載せておきましょう。

Intel N82077SL
だいぶ読みやすくなりました。

「NEC」の著作権表示があるのが気になりますね。

テスタの抵抗測定時の電圧

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導通チェッカはPN接合がオンしない低電圧で測るのがウリですが、普通のテスタだとどうなるのか試してみました。

事の発端はダイオードの順方向電圧を測ろうとしたときのことです。テストリードのどちらがプラスなのか念のため電圧を測ってみました。

昔のアナログテスタではCOM(黒)側がプラスなのが一般的で、ディジタルではCOM側がマイナスなのが普通です。

ついでに抵抗測定モードも見たのですが、300mV程しかかかっていません。これなら普通のテスタでもいけるのではないでしょうか。

ということで手元にあった2つのテスタと導通チェッカの電圧をチェックしてみました。各レンジで100Ω, 1kΩ, 10kΩ, 100kΩおよび開放時の電圧を測っています。

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