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雑談

Transputerで思い出したこと

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先日のINMOS IMST805を書いていて思い出したことがあるので今回はそれについて書いてみます。

マイコンボードを作っていたりするといつかCPUそのものを作ってみたいと考えるようになります。

作り方としては74シリーズのような汎用ロジック・Am2900ファミリのようなビットスライス・FPGAなどがあり、さらには現物は諦めてソフトウェアによるエミュレーションなどもあり得ます。

どれを選ぶかはもちろん目的により異なり、アーキテクチャの研究などならFPGAやエミュレーションでしょうし、私のようにいわゆるマイコン登場前の状況の追体験的なものを目指すなら汎用ロジックか使ってもビットスライスまでと思います。

マイコン発達史を知ってしまっていますし、使えるツールも違うのでかなりチート入っていますが……

で当時の私は次のようなものを考えていました。

ホストの命名法

今回はホスト名についてです。

ホスト名とは、ネットワークに接続されたホスト(ワークステーション・パソコンなど)に付けられた名前で、DNSなどによって実際のアドレスに変換されます。定義として正確かはわかりませんが今回の話にはこれで十分です。要はリモートでログインしたりアクセスするのにアドレスより憶えやすい名前が使えるということですね。

パソコンなんかだとネットワークからアクセスすることは少ないのであまり必要は無く購入したときやセットアップ時に勝手につけられたのをそのまま使ってる人も多いと思います。

それだとアドレス憶えるのと大差ないので、サーバなど外部からアクセスものではもう少し憶えやすい名前が欲しいところです。

で、wwwとかmailとか機能名を付けることが多いわけですが、ホストと機能が一対一に対応しなかったりで本名は機能と関係なく付けて機能名は別名付けることも多いですね。

ちなみに本名でも別名でもIPアドレスに変換可能ですが、逆にIPアドレスから名前に変換しようとすると通常本名だけが得られます。

機能名は似たり寄ったりのものが多いですが、本名は命名者の趣味が出たりして面白いものがあります。

表紙のIC

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昨日の表紙に写っていたICが気になったので調べてみました。


まずは左上に独立してるうちのの小さい方(シュリンクDIPの28ピンかな)TMS5100NLは音声合成用のようです。TIロゴの刻印があるのはTMS9995と似ていますね。

これにマイコンとROM(TMS6100)を付けて3チップというのが標準的な構成らしい。

大きい方のVM61001というのがそのROMのようです。型番が異なっていますがどちらも「6100」を含んでいますし入っているデータ込みで付けられた番号なのかもしれません。

こちらは標準の28ピンDIPかな。下の方に水平に溝があるように見えるのですが、以前の富士通のパッケージに似ていますね。

トイレの照明

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トイレの電球が切れてしまったので...


築50年以上なのでこんなのがついています。

ガラスのカバーが割れておりますが、特に困っていないのと交換が大事になりそうなのでそのままになっています。

右側のピンを抜くと、カバーが左側を軸に開き電球の交換ができます。


カバーを開くと中はこんなになっていました。

フォトカプラの構造

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前回のOC40を書いていてふと疑問に思ったことがあります。

フォトカプラの中ってどういう構造になっているのでしょうか?

外光の影響を避けるためにパッケージは光不透過になっています。発光側と受光側は絶縁しなくてはならないので別ダイになっているはずですが、その間は光を透過する必要があります。

ということで探すと内部構造の概要を公開している会社がいくつか見つかりました(下のリンク参照のこと)。やはり絶縁耐圧がからんで内部構造を気にするユーザが多いのでしょうか。ありがたいことです。

ルネサスとシャープは内側に透明または半透明のエポキシ樹脂を使用しているとあります。

上図はルネサスのものです。

セラミックDIP

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前回のμPD454Dでピンの付き方が変わっていると書きました。これでセラミックDIPの4タイプが揃ったので並べてみます。

Side Brazed DIP
最初のこれは Side Brazed DIP と呼ばれているもの、写真はIntelのC8095-90です。

セラミックのパッケージ自体に配線がされていて、ダイは金属のフタの内部にあります。

セラミックを焼成するときに配線も一緒に作ってしまいます。DIPではあまり必要ないと思われますが複雑な3次元のパターンも可能です。

ピンはパッケージ側面の電極にろう付けされています。

[UniMon] アセンブリ言語で書いている理由

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現時点でも6800, 6809, 8080, AVR, Z8, Z80と多くのプロセッサで動いているUniversal Monitorですが、まだまだ対応プロセッサは増やすつもりでいます。

すでに完成したボードがあって動かせるMC68000、SBC8088ボード購入済みであとは組み立てるだけの8086/8088、6502/65C816あたりが次の候補ですね。

これだけの多プロセッサ展開を前提としているのになぜC言語を使わないのか不思議に思われるかもしれません。

そこで今回は何故オールアセンブリ言語なのか書いてみようと思います。

74シリーズの変り種(その4)

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74シリーズの変り種も今回で4回目、これでいったん終了とします。

いつものように初回の注意事項を繰り返しておきます。

それと誤解がないように書いておきますが、特記のない限り実際に使ったことはありません。古いデータシートを読んで気になったものを取り上げているだけなので、勘違いなどあるかもしれません。入手も難しいものが多いと思いますので「へぇ~」という軽い気持ちでお読みください。

最終回となる今回は「汎用とは呼べないモノたち」です。

74LS361

データシートは未発見ですが、TMS9916 Bubble Memory Controllerのマニュアルの中にSN74LS361 Function Timing Generatorとして登場します。

74LS362

前にTMS9900を取り上げましたが、これはそれ用のクロックジェネレータです。

74シリーズの変り種(その3)

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74シリーズの変り種の3回目になります。

例によって初回の注意事項を繰り返しておきます。

それと誤解がないように書いておきますが、特記のない限り実際に使ったことはありません。古いデータシートを読んで気になったものを取り上げているだけなので、勘違いなどあるかもしれません。入手も難しいものが多いと思いますので「へぇ~」という軽い気持ちでお読みください。

74LS600, 74LS601, 74LS603

これらはMemory Refresh Controller、DRAMのリフレッシュを行うためのカウンタやタイミング回路をまとめたものです。

3種類あるのは対応するDRAMの容量とリフレッシュのモードが異なるため。

タイミングはR,Cを外付けします。

SN74LS610 ~ SN74LS613

これはMemory Mapperといって4ビットのアドレスを12ビットに拡張します。簡易MMUみたいなものです。

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