LETTER MEMORY 8
これはおそらくPC-1350の増設メモリとして使用していたものだと思います。
容量は8KBです。「with battery」と書かれていますが、「RICOH」と書かれた部分のネジを外すとボタン電池が交換できます。
「TITLE」記入欄があることから、増設メモリとしてではなく交換できる記録メディアとしての使用を意図した製品なのでしょう。
これはおそらくPC-1350の増設メモリとして使用していたものだと思います。
容量は8KBです。「with battery」と書かれていますが、「RICOH」と書かれた部分のネジを外すとボタン電池が交換できます。
「TITLE」記入欄があることから、増設メモリとしてではなく交換できる記録メディアとしての使用を意図した製品なのでしょう。
謎のキットが出てきました。
中央に川崎製鉄のKL5C80A16CFだけが実装された基板です。
おそらくハンダ付けの難しいQFPのみが実装済みで、他は必要に応じて実装してくれというキットではないかと思われます。シルクにある「TRX_CP6」というのが名称かと検索してみましたが、それらしいものは何もヒットしませんでした。
シルクからICを拾ってみると...
中央に実装済み。シルクには末尾に「P」が付いています。
32/28ピン兼用になっています。UV-EPROM
同じく32/28ピン兼用になっています。SRAM
今回は80系の同期/非同期シリアル通信コントローラ8251 USART (Universal Synchronous Asynchronous Receiver Transmitter)の紹介です。
これはOKI電子デバイスのMSM82C51A-2、8251のC-MOS版です。
この8251、Z80 SIOが高価だったこともありZ80システムに使われることも多かったですね。
有名どころではNECのPC-8001, PC-8801の各シリーズのカセットインターフェイスやシリアルポートに使われています。これはまぁNECがZ80はCPUしか製造していなくて、8251は自社で製造していたという理由でしょうが。
雑誌等に掲載されたZ80システムの製作記事でもZ80 SIOより8251の方が多かったように思います。
3.5インチMOドライブが見つかりました。
三菱化成のMK-230F、型番から想像できる通り230MBのMOドライブです。
今となってはお話にならない容量ですが、当時は手頃な容量と読み書きが自由にできる結構便利に使っていました。
仕事でもプリント基板の設計を外部委託したときなど成果物が230MB MOで納品されることも多かったです。
Slot 1 時代のIntel Celeronが出てきました。
カードエッジのところにピン番号としてA1, A73, A74, A121とあるのでこちら側が「表側」だと思うのですが確証はありません。
ファンに「Intel」ロゴが付いていることから、ヒートシンクとファン付きの「Intel boxed processor」でしょう。日本語でも名前があった気がしますが、今見ている資料が英語のデータシートなのでそのまま記載しておきます。よく見ると小さな字で「SANYO DENKI」表記もあり、あの山洋電気のファンが使われているとわかります。
Zilog製のCIO (Counter/Timer and parallel I/O port)です。
これはZ8000などのマルチプレクスバス用のZ8036、Z0803606VSCです。6MHz版のPLCC 44ピンパッケージ入りのものです。
これもVGAケーブルです。モニタが液晶になって出番がなくなりました。
左のコネクタはPC側で、普通のDE-15 (3列15ピン)コネクタです。
右側はモニタ側でBNCコネクタです。これは無線機のアンテナや測定器などにも使われるコネクタで、特性はよいのですが信号1本(とGND)しか通せないので数が必要になります。輝度信号は赤がR、緑がG、青がBとそのままですね。同期信号は灰にHSYNC、黒にVSYNCが出ています。信号はこれだけなのでDDCは使えません。
昔のモニタは背面にこのBNCコネクタが並んでいるのが多かったですね。コネクタはすべて同じものなので気をつけないと対応が間違って色がおかしかったり同期が取れなかったりします。もちろん正しく写らないだけで壊れたりはしません。