個別半導体の型番 (JIS・EIAJ編)
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トランジスタやダイオード等の個別半導体の型番はメーカに寄らず、1S1588, 2SA1015, 2SB56, 2SC945といった共通の型番が付いています。これはもともと「JIS C 7012 半導体素子の形名」という規格に基づいて命名されており、この廃止後は「EIAJ ED-4001 個別半導体デバイスの形名」に基づいています。
途中で規格が変わっていますが(JIS C 7012, EIAJ ED-4001ともに改定されているので実際はもっと多い)骨格は変わっていませんのでまとめて説明したいと思います。
型番の構成は「2SC458B」を例にとると次のようになります。
- 数字:ここでは「2」
- 文字:ここでは「S」
- 文字:ここでは「C」
- 数字:ここでは「458」
- 添え字:ここでは「B」
これらについてそれぞれ見ていきます。
まず1項の数字は次のようになります。