2枚目の基板はQUIP
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1枚目の基板を待っている間にもう1枚基板を注文しました。
2枚目の基板はμPD7800GをEMILY Boardで動かすためのボードです。ほぼ1:1で配線するだけで良いので回路としては非常にシンプルなのですが、パッケージがQUIPという点が災いして後回しになっていたのでした。
今回は以下が主な新規項目になります。
一つ目はフットプリントの作成です。
KiCad 6.0は回路図シンボルやフットプリントのライブラリが充実していますので一般的な部品なら探せば大抵のものはあります。なくてもSnapEDAなどから入手できることが多いのですが...
さすがにμPD7800Gのシンボルは古すぎるせいか見当たりません。シンボル作成もチャレンジしたいところですが32×2のコネクタ(Conn_02x32_Counter_Clockwise)で代用しました。フットプリントとの紐づけが緩いので問題ありません。
基板を注文してみた
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KiCadで回路図が入力できるようになったら次はパターンを引いてプリント基板を作ることになります。
まずはパターンですが、私はこの経験はほとんどありません。
大昔(40年位前)に自分でエッチングしてプリント基板作ったことはありますが、雑誌掲載のものをそのまま作ったようなものやはじめてのプリント基板のような単純なものばかりです。
その後はユニバーサル基板にETFE線で配線するのががメインで、交差を意識してパターン引き回しを考えるのは電源などの一部のみです。ちょっと考えて無理なら交差を気にしなくて済むETFE線に逃げていました。
勤務先でCAD使っていた時も回路設計のみで基板のパターン設計は専門のグループに依頼していました。
作るのはロジックのそれもせいぜい10MHz程度です。前回書いたように自動配線に全面的に頼ることにします。
KiCad 6.0
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もう随分前(Version 4の頃)になりますがKiCadをインストールしていたことがありました。自作のデータセパレータ基板やAVRタイマなどに掲載した回路図はそれで描いたものです。
ただ当時は、ライブラリがあまり充実しておらずシンボルなどを自分で作る必要に迫られることが多かったこと、ユニバーサル基板であまり困っていなかったこと、などの理由で練習を兼ねて完成済み回路図の清書をしてみただけに終わりました。
そのまま放置していたのですが...
最近になってプリント基板を作るのも悪くないと思い始めました。
Logitech M-S35
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未だにLogitech M-S35というマウスを愛用しているのですが、最近ボタンが不調(ドラッグ中にOFFして途切れる)になってきました。まだ予備がいくつか買ってあるはずなのですが...
探していたら出てきたのは予備品ではなく以前使っていたものでした。おそらく今回と同様にボタン不調で使用中止したものと思われます。
最近では滅多に見ないホイール無しの3ボタンのマウスです。X11では中ボタンを多用するのでホイールではなくボタンが欲しいところ、いつまでも使い続けている理由です。
日本では商標の関係で「Logicool」ブランドを使っていたはずなので「Logitech」ロゴのこれは海外仕様品でしょう。バルク品を纏め買いした記憶があります。
2022年
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新年明けましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いします。
これまでに色々なプロセッサを動かしてきましたが、まだまだ動かしてみたいものは山積しています。H8/500, H16, H32, CP-1600, V60, NS32016, ... この1年でどれだけ動かせるでしょうか?
あとプリント基板、何度も着手はしているものの手配線が手っ取り早いと諦めてしまっています。今年こそは作りたいですね。
2650ボード(2651編)
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Universal Monitorの基本機能が動くようになったので、保留してあった2651を動かしてみることにします。
空きソケットに残りのICを搭載します。
コンソールドライバのソフトウェアも書かなくてはなりませんが、既に2650のプログラムには慣れているのでどうということはありません。
2650ボード(ソフトウェア編)
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2650ボードが動き始めたのでソフトウェアを書いていきます。
前回ループが動作したのでメモリからの読み出しは動いており、次は書き込みができることを確認しなくてはなりません。
テストコードを書いても良いのですが、EMILY BoardのUART機能を使うための初期化ルーチンを動かしてみることにします。これはメモリに数バイトの定数を書き込むだけなのでこのテストにはうってつけです。
正しく書けたかどうかはEMILY Boardの機能でメモリをダンプしてみれば一目瞭然です。
特に問題なかったのでいつものように1文字出力・メッセージ出力・行編集と進めていきます。
ここまで動くようになる頃にはだいぶ慣れてきていますので、あとは黙々と実装していくだけです。
例によって書いていて気になったことをあげてみます。
2650ボード(ハードウェア編)
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今度はSignetics 2650Aを動かしてみました。
例によってEMILY Boardで動かすことにしました。
CPUの他にシリアル通信用の2651 Programmable Communication Interface(PCI)も搭載します。
まずは動作に最低限必要なデバイスのみを載せて試してみることにします。