Mini100m(分解編)
PCの件がだいぶ落ち着いてきたので、Planex Mini100mを分解してみました。やはりラベルの下にネジがあり、他にはツメが2ヶ所ありました。
右下、LEDの横にあるQFPはAm186™ED-25VCです。80186互換の16ビットのプロセッサの25MHz版、こんなアダプタにしては結構いいプロセッサ使っていますね。
上にあるDELTA LF8221はパルストランスです。
CPUの左のGLT44016-50J4は256k×16ビットのEDO DRAMです。
PCの件がだいぶ落ち着いてきたので、Planex Mini100mを分解してみました。やはりラベルの下にネジがあり、他にはツメが2ヶ所ありました。
右下、LEDの横にあるQFPはAm186™ED-25VCです。80186互換の16ビットのプロセッサの25MHz版、こんなアダプタにしては結構いいプロセッサ使っていますね。
上にあるDELTA LF8221はパルストランスです。
CPUの左のGLT44016-50J4は256k×16ビットのEDO DRAMです。
4回目の今回は予定通りサーバの移設についてです。
最初にうちのネットワーク構成を載せてきます。
何で内部ネットが2系統になっているかというと無線LANをあまり信用していないから、HTTPやSSHなどは通していますがほぼ外部扱いです。もう一方は私が使う用で制限はありません。
対外的なサーバ類はすべて旧PCで動いていました。
HDDをそのまま移植する方式でしたらインターフェイスのデバイス名を変更する程度で済みますので一発入替も選択肢に入ります。実際過去には何度もそうやって移行を行なっています。
しかし今回は新構成で全サーバ機能を動かすのに何日もかかることが予想されます。あまり長期間にわたってsendmailが止まると外からのメールがエラーで返送されてしまったり困ったことになります。
前回CPU内蔵グラフィックスが使えないことが判明しました。
サーバ専用機ならコンソールのみあるいはネットワークからログインでもいいのかもしれませんが、今回は私の生活環境も兼ねているのでX Window System無しは困ります。
ネット探してみたら中古ですがRadeon HD 3450がありました。今回の移行元に付いているRadeon HD 4350より古いものですが用途を考えれば十分と思います。移行が済んで旧機を止めるときに交換する手もあります。
次に問題になるのはNICです。当初手持ちのNC365Tを使うつもりでしたが、これはPCIe ×4のボードです。今回のマザーボードに×4以上のスロットは×16のスロットが1本だけなので、ビデオボードを載せるとなるとこれは使えません。
探すと2ポートですがPCIe ×1のボードが4,000円程であったので調達しました。
これら2枚のボードを挿し、まだ旧機に積んだままの2TB HDDを載せ替えてハードウェアは完成です。
続いてソフトウェアの環境を整えていきます。
数日前よりPCが1台不調になっています。
それだけならわざわざ書くこともないのですが、そのPCがこのサイトを動かしているので簡単に状況を書いておきます。
状況としては突然 kernel panic(WindowsでいうところのBSODのようなもの)を起こすというもので、たいてい5分程度で復帰するようです。(自動的に再起動するよう設定しています)
今のところ落ちて再起動する以外の問題(これだけでも大きな問題ですが)は見つかっていません。
繋がらない・途中で接続が切れた場合にはお手数ですがしばらく待ってからのリロードをお願いします。
新しいPC用のパーツは手配中で、到着しだい組み立てて移行となるわけですが...
なにせ10年以上前に組んだあとハードウェアはほぼそのままにソフトウェアのアップデートと追加を繰り返している(なので32 bit OSのまま)ので単純にHDDを移植あるいはコピーというわけにはいきません。
新旧を並立させたまま機能を一つずつ移していくことになりそうです。
移行完了までに旧PCが起動不能にならなければ良いのですが。
8755を焼けるようになったので続いてMCS8085を動かします。
MCS8085もやはり 電脳伝説@vintagechips さん作のボードです。
8085+8755+8156の3チップ構成でグルーロジックなどは一切ありません。40ピンのDIPが3つだけというシンプルな美しさがありますね。
これだけで以下の機能を含んでいます。
以前紹介した8755(8085などのマルチプレクスバス用のROMとパラレルI/Oの複合デバイス)ですが、このような古い特殊なデバイスは最近の安価なライタではまず対応していません。私の愛用しているTL866Aも非対応です。
いつか作らなくてはと思っていたのですが...
SBCシリーズでおなじみの 電脳伝説@vintagechips さんが8755ライタのボードも用意されています。
それがこの「WRT8755」、PCとシリアルで接続して8755の中身のダンプ・書き込み・ベリファイが可能なボードです。