SH7045ボードを動かす(ソフトウェア編)
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なんとかSCIが動くようになったのでUniversal Monitorの移植に取り掛かれます。
SuperHファミリはここで取り上げるプロセッサとしてはモダンな部類ですが、アセンブリで書くとなるとかなり癖が強いですね。慣れるまでは結構てこずりました。
移植の過程で気になった点をいくつか上げてみます。
定数の制限
SuperHの大きな特徴の一つはすべての命令が16ビット長ということです。これはオペコード部の長さではなくオペランドを含めても16ビットということですから、大きな値やアドレスを持つことができません。
即値は一部の命令で8ビットのものがありますが、さすがに8ビット程度では意味がないので絶対アドレッシングは存在しません。