NASトラブル(解決編)

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昨日の続きです。

一度アクセスしたところに続けてアクセスすると(キャッシュが効いているためか)今度はすぐに応答があります。下回りのほうで何かが起こっている可能性が高くなってきます。

ここでふとリソースモニターを確認するとCPU使用率もメモリ使用率も低いままです。Linuxは詳しくはありませんが、こういう場合はI/O待ちが疑われます。それで各HDDの状態を確認すると1台に警告が出ていました。ただ入出力状態は正常で、SMART情報のみが警告状態です。

入出力に問題がないのなら(早めにHDD交換するべきでしょうが)すぐに影響は無いはず。

念のためにシステムログを確認したら...

NASトラブル(発生編)

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半月ほど前のことですが、使っていたNASにトラブルがありました。お金以外の被害もなく復旧の目処がついたので事の顛末を記しておきたいと思います。

問題のNASはQNAPのTS-869 Pro、RAID 6を4TB HDD × 8で構成していました。20TBほど使っていたのでほぼ満杯です。

中身はデータシートなどのPDF・デジカメの写真・アナログ時代に録画したビデオなどなど、とにかく容量の大きなファイルを片っ端から突っ込んでいました。

ある時アクセスが遅くなっているのに気づきました。

このとき残り容量が少なくなっていたので同じファイルが重複して存在しないか探すスクリプトをバックグラウンドで実行していました。もしかしてこれが原因かと止めてみると直ったような気がします。負荷をかけないように改良するまでは動かさない方が良さそうです。

直ったように見えたのでそのまま様子を見ていたのですが...

何日かするとやはり遅くなってきます。

ランサムウェアが話題になっていることでもあり、一瞬やられたかとも思いましたが状況は異なります。

となるとアクセス可能なうちにバックアップを取る必要があります。

uPD71611CとuPD71613C

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予告どおり昨日のV60用のサポートチップを取り上げます。


一つ目はこのμPD71611C、クロックジェネレータです。

8086用の8284にそっくりで以下のような機能を持っています。

  • 水晶発振回路(外部クロックも可)
  • リセットの波形整形
  • READYの波形整形
  • プログラマブルなウェイト挿入

最後のウェイトだけが新機能ですね。

発振回路と外部クロック入力をピンで選択しなくてはならないところまでそっくりです。

NEC uPD70616

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これ前から買おうか迷っていたものなんですが、いろいろあって買ってしまいました。


NECのμPD70616R-16、V60といった方が通りがいいかもしれませんね。

1988年製の16MHz版、とはいえ16MHz以外のものは見たことありません。

シュリンクDIP版 HD64180

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何度か書いていますが、デバイス購入時に複数のパッケージが選べる場合は原則としてユニバーサル基板で使いやすいかを基準にしています。そういう意味でシュリンクDIPは避けているのですが...


Z80180-Z80 ADAPTER for SBCZ80は前に組んだPLCC版だけではなくシュリンクDIP用のものもあります。専用基板があるなら避ける理由は無いので買ってみました。

HD64180ZP8、Z80ペリフェラルとの接続を考慮した「Zバージョン」のシュリンクDIP版です。

PLCC版と基本的には同じものなのですが、ピン数(PLCCは68ピン・DIPは64ピン)の関係でアドレス空間は1MBではなく512kBになっています。

早速アダプタを組んでみます。

H8/532

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H8/500シリーズは以前H8/536を取り上げました。しかしあれはLCCパッケージで特殊なソケットが必要なのでPLCCのを調達しました。


「YEAMHR532X64」という変わった型番が付いていますが、納品先の型番と思われます。これはマスクROM品なのでこういうところは融通が利くようです。

下の行の6435328CP10というのが「HD」が省略されていますが日立の型番ですね。532はH8ファミリの最初のデバイスじゃなかったかな。

E26は内蔵ROMのマスクを表しているのでしょう。6B1は日立のデートコードで、1996年製と思われます。

SBC1802

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またもや 電脳伝説@vintagechips さんのボード、SBC1802です。


しばらく前に基板入手していたのですが、SuperHやらH8やらやっていて後回しになっていました。部品はほぼ手持ちでそろったので一気に組み上げたところです。

27256は十分持っているので焼いてもよかったのですが、とりあえず手持ちのROMエミュレータを載せています。

いつものように搭載部品を見ていきます。

ネクタイピン

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父の書斎からこんなネクタイピンが出てきました。


ICチップの入ったネクタイピン、子供のころ見せられた記憶があります。

ただいつ頃だったかの記憶があいまいなんですよね。1980年代の初めごろかなぁ。


裏側にはNECの旧ロゴがありました。

ロゴが切り替わったのは1992年なので時期の特定にはあまり役立ちません。

SL1960の判別

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Z8S180 SL1960の最後で判別する方法を探すと書きましたが、とても簡単でした。

1992年の"Volume I Databook"にはZ80180とZ8S180の違いの記載があり、まだ新版が出るはるか前なので、Z80180(HD64180Z)とZ8S180 SL1960の相違点がわかります。

一方テクニカルノートTN005301-0506にはSL1960と新Z8S180の相違点が載っています。

この2つを参考にSL1960の判定を追加してみました。以下のコードはOMCRによってZ80180以降と判定されたところからです。

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