MC146805E2
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W65C51と一緒に入手したもの、というよりこちらが本命でした。
MotorolaのMC146805E2Pというマイコンです。頭に「14」が付くのはCMOSだからでしょう、他にもMC/HD146818なんかが同様の命名ですね。
マイクロプロセッサ・マイクロコントローラ等です。
W65C51と一緒に入手したもの、というよりこちらが本命でした。
MotorolaのMC146805E2Pというマイコンです。頭に「14」が付くのはCMOSだからでしょう、他にもMC/HD146818なんかが同様の命名ですね。
前回ACIAを交換してみたところまで書きました。
レベルコンバータのMAX232も手持ちのSP3232と換えてみましたが、やはり駄目でした。チャージポンプのキャパシタが悪いのかもしれませんが、この基板はあまり弄りたくないので迷うところです。
いろいろ試しているうちにレベルコンバータのICを抜いているとTxDataに信号が出ていることに気づきました。リセット直後に130回ほど変化しています。
これはオープニングメッセージかもしれません。
同じころソースコードから通信条件が 7ビット・偶数パリティ・ストップビット2 であることもわかりました。今ならこんな設定にはしませんが、元になったモニタの設定をそのまま流用したようです。
ROMが用意できたのでいよいよハードウェアを動かしていきます。
まず電源とシリアルの線が失われてしまっているので何とかしなくてはいけません。このボードは思い出も多いのであまり弄くりたくないのと、本数も少ないので基板から直接リード線で引き出してACアダプタ用のDCジャックとD-Sub 9ピンのコネクタをつけました。MAX232付近に必要な信号がそろっているのでそこから引き出します。
電源の極性を十分確認してから電源を投入してみます。
HD468A50Pの送受信クロックは153.6kHzだったのでボーレートは9600bpsと思われます。ターミナルも準備してリセットを何度か押してみますが何も出てきません。
今度のものは初期のDSP(Digital Signal Processor)です。
NEC製のμPD77P20D、μPD7720AのマスクROMをUV-EPROMに置き換えたものです。
元になったμPD7720は1980年の発表と古いものですが、入手したこれは1995年製と比較的新しいものでした。NECロゴも新しいものになっています。
今では汎用プロセッサを用いて音声信号の処理を行なうことは簡単ですが、1980年頃のプロセッサでリアルタイムの音声処理を行なうことは容易なことではありませんでした。そこで汎用性を犠牲にして音声などの信号処理に特化したプロセッサが作られました。それがDSPです。
確定申告の締め切りが迫っていてこんなことをしている場合ではないのですが...
先日のN8X300を動かすために何が必要か考えてみました。
データ用RAMは専用のN8X350を入手できています。
やはりバイポーラのSRAMで、256×8bit構成です。N8X300のデータ用メモリ空間は256×8bitが2バンクなのでこれ一つで片方を埋めることができます。
このRAMの面白いところはアドレスラッチを内蔵しているところ、アドレスとデータのバスを並列にしてN8X300のIV0~IV7に直結が可能です。ファミリなので他の制御線もそのまま接続できます。
またまた変わったマイコンが手に入りました。
SigneticsのN8X300というものです。8135とあるので1981年製でしょうか。
これにはいくつかの風変わりな点があります。
まずはパッケージです。パッと見では変わっているように見えないかもしれませんが、ピン数を数えてみてください。片側25の50ピンなのです。48ピンの上は64ピン(表面実装では52ピンがあります)しか無いと思っていたのですが...
ピン間は標準的な100mil、幅は64ピンと同じ900milとなっています。
次に半導体プロセスも変わっています。現代のプロセッサはほぼ全てがCMOSプロセスです。それ以前はnMOSが使われ、最初期の4004などはpMOSプロセスが使われていました。
SBC6303用ACIAボードなんですが、あっという間に用済みになってしまいました。
元々はちょっと挙動のおかしいMC6803の確認用でした。
このMC6803、LILBUGを動かすと起動メッセージの表示は正常ですが、その後一切のキー入力を受け付けません(エコーバックも無し)。可能性は2つ考えられます。
他のMC6803では正常ですから、外部回路の問題は可能性は低いと思われます。
そこで今回ACIAを外部に接続してみたわけです。外部ACIAを使って自作モニタを動かすと正常に動作します。念のため内蔵SCIを自作モニタで動かしてみるとやはり起動メッセージは表示しますが、キー入力は受け付けません。このことから内蔵SCIの入力が動いていないことが有力になってきます。
ここで夜も遅くなっていたので、SCIのレジスタ確認などは翌日に回したのでした。
SBC6303にMC6850(ACIA)を増設してみました。
以前「MC6803を動かす」でターミナルから入力できないMC6803が見つかっていました。交換すれば動作するので個体の問題と考えられます。
もう少し追ってみたいのですがターミナルが使えないのでは効率が悪すぎます。せっかくバスがコネクタに出ていることでもあり、シリアルポートを増設してみたわけです。