チューナーユニット
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秋月で買ったと思われるチューナーユニットが出てきました。
ハンダの跡があって明らかに取り外したものとわかります。
今回出てきたのは現物が2つ、紙1枚の資料も一緒に貰ったと思うのですがそちらは未発見です。
いつか弄ろうと思って放ってあったのですが、その機会は永遠に失われてしまいました。これTVのアナログ放送のチューナーなのです。
幸いカバーはハンダ付けされていなかったので開けてみます。
パーソナルなコンピュータの技術情報事情 (ソフトウェア編)
ハードウェア編に続きまして、今回はソフトウェア編です。
トレーニングキットの時代は回路図同様にソフトウェアについてもオープンなものが多かったと思います。
ソフトウェアといってもメモリの内容を表示・変更したりプログラムの実行ができるモニタ等ですが、これのソースコードがマニュアルに掲載されていたりするわけです。これもサンプルとしての意味が大きいからでしょう。オブジェクトのサイズも数kB以下ですから量的にも大したことはありません。
BASICインタープリタをROM搭載したいわゆるパソコンになると状況が変わりました。シャープのようにモニタのソースコードのマニュアルへの掲載を続けたところもありますが、BASIC自体となるとそうはいきません。
- マイクロソフト等の社外開発のものが多く勝手に公開できない
- サイズも小さなものでも10kB以上と大きくなり紙面的にも難しい
- ユーザ層としても必要としない人が増えた
といった事情からソースコードの公開は困難になります。
パーソナルなコンピュータの技術情報事情 (ハードウェア編)
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今パソコン・PCはブラックボックスになっています。どんな回路構成になっているのか、どんなソフトウェアが入っているのか、ほとんどの人は気にしません。
「いや、俺は気にする」という人でも、XXXチップセットを搭載している⇒このくらいのパフォーマンスが期待できる、OSのバージョンがYYY⇒何とか機能がある、といった機能・性能の指標として気にしている人が大半ではないでしょうか。
周辺機器のハードウェア設計者でもPCI・USBといったインターフェイスの仕様は調べますが本体の回路がどうなっているかは(トラブルでも起きないかぎり)普通は調べません。ソフトウェア設計者もAPIの使い方は知っていますがそれがどう実装されているかは考えません。
これはもちろん悪いことではありません。効率を上げ、互換性を保つには必要不可欠でしょう。
しかし昔は事情が違っていました。各社が互換性の無い機種を発売し、標準的なOSも無く(あっても機能が限られ)、ハードウェアを直接叩かなくては十分なパフォーマンスが得られない状況では内部の情報は重要だったのです。
ということで今回はハードウェア情報(主に回路図)について書いてみます。
82C51 USART
USBN9602と一緒にこれも出てきました。
東芝のTMP82C51AP-10、8251 USARTのCMOS版です。「-10」はクロックの周期が100ns(10MHz)まで短くできることを示しています。
JAPAN「9644」ECIとあることから、1996年製と思われます。
前に取り上げたMSM82C51A-2のクロックは200ns(5MHz)だったのに対して倍になっていますね。
USBN9602
PC-286/386 NOTE用のFDDケーブル
昔PC-286NOTE F・PC-386NOTE Aで使っていたFDDケーブルもありました。
右の小さいほうのコネクタが本体側、左の大きいほうがドライブ側です。途中が膨らんでいるのはノイズ対策のコアですね。
固くて取り回しのやりにくいケーブルでした。
秋月電子通商 AKI-ROM
今回のものはPC-8001mk2を卒業して自作ROMライタが使えなくなったので替わりに調達したROMライタです。
秋月電子通商で売られていたキットAKI-ROMに若干の改造を加えています。
まず電源はPC内部から取ることにしてドライブ用の電源コネクタをつけています。コネクタとコードはおそらくは壊れたファンか何かから流用したものと思います。
UD-500SA HDDを仮接続する
これは以前「EPSONの超小型PC (インストール編 その1)」でも使ったUSBにHDDを仮接続するモノです。毎日使うものではありませんが、一つ持っているとイザというときに役に立ちます。
左が信号用のケーブル、右は電源供給用のACアダプタです。
他にも付属品があった気もしますが、普段これだけあれば困ることは無いので残りは付属のソフトウェアともども仕舞ったままですね。