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IBM PCおよびその子孫・互換機の総称を「PC」と呼ぶことにします。8ビット機やNECのPC-9801シリーズ等は含みません。
本体だけでなくパーツ類や周辺機器なども含みます。

PC入替(1月経過)

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新PCが動き始めてから約1ヶ月になりますのでその後の状況を書いてみたいと思います。

1ヶ月というのはハードウェアが立ち上がってからなので、サーバ機能の以降が完了してからは3週間程ですね。

安定しない

そもそもPCの移行を行なった理由は旧PCが不安定になったからなのですが、サーバ機能の移転が完了してからはちょっとマズい状況となっていました。

任務解除されて各種デーモンを止めてから旧PCが安定してしまったのです。長く使っていたマシンなのでそろそろ入れ替えなくてはと思っていたところだったのでこれは構わないのですが...

ルータ機能を動かし、デーモン類も動かし始めたところ新PCが不安定になってしまったのでした。

旧PCの「不安定」はuvm_fault()でkernel panicを起こして再起動してしまうというもの、一番酷いときの頻度は1時間に数回というまったく許容できないものでしたが、放っておけば再起動するという点ではタチの良いものでした。

BIOS ROM

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久しぶりに組んだのでPC用のネジなどを保管していたパーツケース引っ張り出したんですが、その中からこんなものが出てきました。


AMIBIOSのROM、「386DX ISA BIOS」とあり80386DX用のものです。

この頃はどこのマザーボードを購入してもBIOSは大抵このAMIかAwardのいずれかが載っていました。他にPhoenixも有名でしたが私は実機を見た記憶がありません。

パッケージはセラミックのようですし、ラベルの下から遮光シールが見えていますのでUV-EPROMのようです。左に白線があるのでFairchild(時期的にNational Semiconductorの頃かも)と思われます。試しにTL866AでIDを読んでみたところMfr=8F, Dev=85だったのでFairchild NM27C512でした。

PC入替(その4)

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4回目の今回は予定通りサーバの移設についてです。

最初にうちのネットワーク構成を載せてきます。

何で内部ネットが2系統になっているかというと無線LANをあまり信用していないから、HTTPやSSHなどは通していますがほぼ外部扱いです。もう一方は私が使う用で制限はありません。

対外的なサーバ類はすべて旧PCで動いていました。

HDDをそのまま移植する方式でしたらインターフェイスのデバイス名を変更する程度で済みますので一発入替も選択肢に入ります。実際過去には何度もそうやって移行を行なっています。

しかし今回は新構成で全サーバ機能を動かすのに何日もかかることが予想されます。あまり長期間にわたってsendmailが止まると外からのメールがエラーで返送されてしまったり困ったことになります。

PC入替(その3)

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前回CPU内蔵グラフィックスが使えないことが判明しました。

サーバ専用機ならコンソールのみあるいはネットワークからログインでもいいのかもしれませんが、今回は私の生活環境も兼ねているのでX Window System無しは困ります。

ネット探してみたら中古ですがRadeon HD 3450がありました。今回の移行元に付いているRadeon HD 4350より古いものですが用途を考えれば十分と思います。移行が済んで旧機を止めるときに交換する手もあります。

次に問題になるのはNICです。当初手持ちのNC365Tを使うつもりでしたが、これはPCIe ×4のボードです。今回のマザーボードに×4以上のスロットは×16のスロットが1本だけなので、ビデオボードを載せるとなるとこれは使えません。

探すと2ポートですがPCIe ×1のボードが4,000円程であったので調達しました。

これら2枚のボードを挿し、まだ旧機に積んだままの2TB HDDを載せ替えてハードウェアは完成です。

続いてソフトウェアの環境を整えていきます。

PC入替(その2)

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前回マザーボードの動作が一応確認できたので、HDDを接続してOSのインストールを始めていきます。

HDDはまずはインストールに必要な1台のみ搭載します。これはNASから外した2TBのものです。

OSはこれまで同様NetBSDですが、前回書いたようにこの機会に32ビットのi386から64ビットのamd64に移行します。

インストーラはイメージファイル(約800MB)をダウンロードするのですが、なにせルータ役のPCが頻繁に落ちるため一向に進みません。

PC入替(その1)

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不調と書いたPCですが、サーバ機能の新PCへの移行が完了しました。

その移行の顛末を何回かに分けて書いておこうと思います。

1回目はハードウェアの選定と組み立てです。

いつ完全に動かなくなるかわからないので迅速に調達できることが前提です。とりあえず以下のような方針で選ぶことにしました。

NASトラブル(解決編)

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昨日の続きです。

一度アクセスしたところに続けてアクセスすると(キャッシュが効いているためか)今度はすぐに応答があります。下回りのほうで何かが起こっている可能性が高くなってきます。

ここでふとリソースモニターを確認するとCPU使用率もメモリ使用率も低いままです。Linuxは詳しくはありませんが、こういう場合はI/O待ちが疑われます。それで各HDDの状態を確認すると1台に警告が出ていました。ただ入出力状態は正常で、SMART情報のみが警告状態です。

入出力に問題がないのなら(早めにHDD交換するべきでしょうが)すぐに影響は無いはず。

念のためにシステムログを確認したら...

NASトラブル(発生編)

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半月ほど前のことですが、使っていたNASにトラブルがありました。お金以外の被害もなく復旧の目処がついたので事の顛末を記しておきたいと思います。

問題のNASはQNAPのTS-869 Pro、RAID 6を4TB HDD × 8で構成していました。20TBほど使っていたのでほぼ満杯です。

中身はデータシートなどのPDF・デジカメの写真・アナログ時代に録画したビデオなどなど、とにかく容量の大きなファイルを片っ端から突っ込んでいました。

ある時アクセスが遅くなっているのに気づきました。

このとき残り容量が少なくなっていたので同じファイルが重複して存在しないか探すスクリプトをバックグラウンドで実行していました。もしかしてこれが原因かと止めてみると直ったような気がします。負荷をかけないように改良するまでは動かさない方が良さそうです。

直ったように見えたのでそのまま様子を見ていたのですが...

何日かするとやはり遅くなってきます。

ランサムウェアが話題になっていることでもあり、一瞬やられたかとも思いましたが状況は異なります。

となるとアクセス可能なうちにバックアップを取る必要があります。

ENW-3505-T

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これも撮影したまま忘れていました。

ENW-3503-T
PlanexのENW-3503-T、PC Cardタイプのネットワークカードです。

10Base-Tのみの対応なのでかなり古いものですね。今ではWi-Fiがあって当たり前ですが、優先ネットワークも標準装備されていなかったころのものです。

カード 表側
左側をカードスロットに挿し込みます。

ELSA EX-VISION 400TV

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ELSAのEX-VISION 400TV、またまたTVチューナボードです。撮影したのはしばらく前ですが他に紛れて埋もれていました。

基板 表側
TVチューナボードはこれまでに何枚も取り上げてきましたがどれも構成は似たようなものですね。

左上のチューナモジュール、アンテナコネクタの近くに配置する必要から配置はおのずと決まってきます。

右下のSAA7130HL PCI video broadcast decoderがメインのチップ、というか名称からほとんどの機能をまかなっているはずです。データシートによると外部にI2C EEPROMが必要のようで、右上のコネクタの下の8ピンがそれと思われます。

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