現在地
電気の史料館 (中編)
電気の史料館 (前編)
カテゴリー:
今回もまた過去に見学に行った博物館をお送りします。
川崎の尻手駅の近くにある東京電力の「電気の史料館」です。川崎駅からシャトルが出ていたようですが、私は周囲を歩いてみたかったので歩いていきました。行ったのは2010年9月12日、ちょうどその半年後に福島の事故が発生して以来ずっと休館になってしまっています。
敷地は変電所の跡地(移転したのではなく今も地下にあるらしい)で周囲には送電線が集まってきています。
門を入るとこの空気遮断器が迎えてくれました。ここの変電所で使われていたものらしいです。
奥に史料館の入り口が見えています。
怪しいMC6803
浴室リフォーム終了
カテゴリー:
前にシロアリについて書きましたが浴室がかなりの被害を受けてしまっていました。
そのまま放置するわけにもいかないのと既に築48年にもなるのでこの際リフォームすることにして工事していたのですが、昨日ついに完了しました。旧浴室の解体から新しいものが使えるようになるまで5日、その後の脱衣所の内装工事や外壁工事などまで含めると合計2週間かかっています。
これまではタイル張りの浴室に樹脂製の浴槽でしたが、今風のユニットバスに変更となりました。工期の短縮だけでなくシロアリ対策としてもかなり有利なんだそうです。
それと給湯器も調子が悪かったのでこの機会に新しいものと交換してもらいました。
こんな工事をじっくり見学できる機会はあまり無いので邪魔しない程度に(実際は邪魔だったかもしれませんが)見ていました。
新築だと分業がはっきりしているそうですが、リフォームだと一人でさまざまな作業をこなさなければならないようですね。電気が専門といっていた方も電気工事だけでなく解体作業も左官工事もやっていました。
外したものの一部はとってあるので何回かに分けてここでも取り上げてみるつもりです。
自動転換器
BASIC内蔵マイコン
カテゴリー:
先日のINS8073はBASICインタプリタを内蔵していましたが、似たようなものは他にもいくつかありました。
- NS INS8073
CPUはSC/MP IIIでROMは2.5kBです。内蔵RAMだけでは不足なので最低256バイト以上のRAMを外付けする必要があります。このBASICはNIBL(National Industrial BASIC Language)と呼ばれており、そのサイズからもわかる通りいわゆるTiny BASICです。扱える数値は16ビットの整数のみです。
- NS INS8075
CPUは上と同じくSC/MP IIIでROM容量は4kBに増えています。資料が少なく4kBの容量とN2BASICの名称以外の詳細は不明です。
Hitachi H8/338
HD6473308CP10は合計10個でてきたのでH8/330用アダプタでブランクチェックしてみたところ9つのブランク品が確認できましたが、残り1つはよく見るとHD6473388(H8/338)が混じっていました。
これがHD6473388CP10、H8/330との主な違いは以下の通りです。
ME5614D (分解編)
Omron ME5614D
カテゴリー:
昔使っていたモデムがまとまって出てきました。今回のものはそのうちの一つです。
オムロンのME5614D、型番からわかるように56kのモデムです。おそらくADSL移行まで使っていたものではないかと思います。
FAX / DATA MODEMとあるようにFAXの送受信機能も持っていたのですが、FAXはほとんど使いませんでした。
モデムICは大抵FAX機能も持っていたのでFAX機能を抜いてもコストはほとんど変わらなかったはずです。実際一般に売られているものはどれもFAX対応でした。なのでFAXは一度も使わなかったという人が多かったと思います。