SVM7943資料発見
前にSVM7943使用のオルゴールを取り上げましたが、購入時に店で貰ったと思われる資料が出てきました。
まずは「メロディIC標準品リスト」です。これにはSVM7940シリーズ・SVM7950シリーズ・SVM7990シリーズの各シリーズの曲リストがありました。店が配布にあたって関連ページのみ抜粋した可能性もあります。
その中でSVM7943は以下の2つです。
前にSVM7943使用のオルゴールを取り上げましたが、購入時に店で貰ったと思われる資料が出てきました。
まずは「メロディIC標準品リスト」です。これにはSVM7940シリーズ・SVM7950シリーズ・SVM7990シリーズの各シリーズの曲リストがありました。店が配布にあたって関連ページのみ抜粋した可能性もあります。
その中でSVM7943は以下の2つです。
これ随分前に買ったまま使う機会も無く埋もれていました。
サンハヤトの「表面実装部品取り外しキット」、ハンダゴテだけで部品を取り外すことができるというものです。発売された時に面白そうと買ったのですが、結局使う機会が無いまま今に至ります。
プリント基板から部品を外す時の課題は1本ずつ処理するのが困難なことです。リード付きのC,R類やダイオードなどでしたら1本ずつ外すこともできるでしょうが、多くの部品はそういうわけには行きませんのでさまざまな方法が考えられています。
3端子のICが出てきました。3端子ICというと電源レギュレータが有名ですが、これはラジオ用です。
三洋のLA1050というものでアマチュアにはよく知られたICでした。パッケージは2SC1815などと同じTO-92です。
いつ頃買ったものか記憶にありませんが、20年以上前だと思います。足を切っておらずハンダが付着しているところを見るとバラックかなにかで動かそうとしたのでしょう。
登場した頃は三洋オリジナルだと思っていたのですが、フェランティZN414がオリジナルで40年ほど前のようです。LA1050は1980年代の登場で今はもうディスコンになってしまっていますが、類似のデバイスは今でもあるようです。
昔使っていたAVRプログラマたちです。
これは秋月電子通商で扱っていたAKI-AVRキットです。
今はPIC用のAKI-PICでAVRの書き込みも可能になっていますが、以前はAVR専用のものがありました。
AVRの書き込みには12Vをかけてパラレルで書き込む方法とISPと呼ばれる通常電源のみでシリアルで書き込む方法があります。前者は主にライタのソケットに挿して書き込み、後者はターゲットボード上で書き換えることが可能です。
このキットはその形態からは前者のように思えますが、実は後者の方式で書き込みを行ないます。右端の6ピンコネクタを利用すればターゲット上での書換えも可能です。
今回取り上げるのはとても古いSRAMです。
MotorolaのMCM6810L-1、128×8bitのSRAMです。冗談のような容量ですが、制御用のワークエリアとしては十分なことが多かったのでしょう。MC6802の内蔵RAMもこの容量です。
これは1975年製ですね。「-1」がスタンプ状なのはおそらくパッケージ後に選別したためと思います。手元のデータシートにはアクセスタイムがMCM6810は450ns, MCM68A10は360ns, MCM68B10は250nsとありますが、初期のMCM6810はもっと遅かったとどこかで読んだ記憶があります。
パッケージもちょっと変わっていますね。