Micron IS32A
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しばらく前になりますがMicron TechnologyのIS32Aという変わったデバイスを見かけて思わず買ってしまいました。
外観からして変わっています。透明な窓付きパッケージですがUV-EPROMではありません。
ピン数は16ピンで、各ピンの名称は以下のようになっています。
しばらく前になりますがMicron TechnologyのIS32Aという変わったデバイスを見かけて思わず買ってしまいました。
外観からして変わっています。透明な窓付きパッケージですがUV-EPROMではありません。
ピン数は16ピンで、各ピンの名称は以下のようになっています。
CPU判別法(6502編)のもう一つの未入手品、NCR65C02が到着しました。
NCR65C02A、1986年製のようです。「A」付きということは2MHz版ですかね。
CMOS化に伴って命令が拡張されているものの、Rockwellの追加命令は含まれていないというものです。普通に使うならわざわざこれを選ぶ必要はありませんが、CPU判別ルーチンの確認用ということで敢えて入手してみたものです。
ちなみにこの「NCR」というメーカ、後にPCIバス用のSCSIコントローラで有名になりました。
CPU判別法(6502編)の最後に書いたW65C02が到着しました。
上が偽物の疑いのあるW65C02S8P-10、10MHz品です。
下はMouserで購入したW65C02S6TPG-14、14MHz品です。MouserはWDCの正規代理店なのでこちらは本物と見て間違いないでしょう。
ことの発端は6502の判別をテストしていた時です。
SY6502A, UM6502, UM6502A, RP65C02Gと取り替えて試していて特に問題は無かったのですが、W65C02S8P-10に変えたとたんモニタすら起動しなくなってしまいました。オープニングメッセージすら表示しないので判別ルーチンに引っかかっているわけではありません。
μPD454Dと一緒に入手していた後継品です。
NECのμPD458D EEPROMです。
容量はμPD454Dの4倍の8kbit(1024×8bit)となり、ピン数も4本増えて28ピンとなりました。容量の割にピン数が多いのは電源ピンが多数あるためです。
電気的特性は容量増に伴ってアドレスピンが増えたことと、アクセスタイムが少し速くなった程度でμPD454Dからほとんど変わっていません。ただしピン配置は一新されていて互換性はなく挿し替えはできません。その代わり一般的な2708などとの挿し替えを意識した配置となっていて、13~16ピンを除いた24ピンは2708そっくりです。
これは古いメモリ、機能的にも外見的にもちょっと風変わりなデバイスでした。
NECのμPD454D、残念ながら製造年はわかりません。TK-80に使われていたようですから、まぁその頃のものでしょう。
容量が2kbit(256×8bit)のEEPROMです。以前取り上げた1702Aと同じです。
まずは機能面から。
EEPROMと書きましたが、今考える一般的なEEPROMとはちょっと違います。EEPROMというとオンボードで書き換え可能なイメージがあると思いますが、このμPD454Dをオンボードで書き換えるのはかなり困難です。確かに電気的に消去は可能なのですが、+36Vと-40Vの電源を必要とするからです。
IM6100は入手しづらいので代わりにこれを買ってみました。
これはHarrisのHD1-6120-9、1982年製でしょうか。
以前「パーソナルなコンピュータのプロセッサ事情 (第3回: ミニコン由来のものたち)」で書いたように、DECのミニコンPDP-8と命令互換のマイクロプロセッサとしてIntersilが作ったのがIM6100です。PDP-8が12ビットなので当然これも12ビット、ミニコンでは12ビットアーキテクチャは珍しくありませんでしたがマイクロプロセッサではこのIM6100の他は東芝のTLCS-12/Aくらいしか知りません。
HarrisのセカンドソースがHM-6100です。
以前MN1613Aを取り上げましたが、あれの入手直後にこれも見つけていました。
MN1613、前回のMN1613Aの前身と思われますが詳細は不明、データシートもこのMN1613しか入手できていません。
この両者、なぜかピン数まで異なっています。このMN1613は一般的な40ピンですが、MN1613Aは42ピンあるのです。半導体コレクション展示会場の該当ページによると何らかの出力ピンが2本追加されているのみで他は共通のようですが...
マーキングもこれは「MATSUSHITA」、前回のMN1613Aは「PANAFACOM」となっていますね。
COP402Mとともに入手したのがこれです。
MotorolaのMC68HC11A0FNです。
このMC68HC11シリーズにはメモリ容量や搭載するI/Oデバイスによってさまざまなバリエーションが存在します。
型番の「A0」の部分がバリエーションを表していて、この「A0」はROM無しのものになります。
続く「FN」はPLCCパッケージであることを表します。他にDIPの「P」などもあり、本当はそちらが欲しかったのですが入手しやすかったのはこのPLCCでした。
最後の行の末尾「8922」がデートコードですから1989年製、これでも30年モノですね。